【看病:再発予防】②地域医療連携の病院で「再発予防の通院」

私たちは、いつもの病院で「再発予防の通院」をするのだと思っていました。

 

しかし、先生は申しわけなさそうに仰いました。

「すみません…。」

「通院ですが、この病院ではないんです。」

 

一瞬、何を言われたのかわかりませんでした。

二人とも黙ってしまいました。

(この病院ではない…?)

 

理由を聞いてみました。

「どうしてですか?」

「私たちは、この病院がいいです…。」

「先生に診て頂きたいです…。」

 

先生は、笑顔ですが困った様子でした。

「すみませんね…。」

「この病院は、救急医療に指定されているんです。」

「いつも混んでいるので、今回の様な通院は地域で医療連携をしているんです。」

「もちろん、終わったらまた戻ってきて頂きます。」

 

確かに、「救急医療指定病院」でした。

頻繁に「救急車」が到着しています。

いつも「混んで」います。

 

そのため、先生の話はよくわかりました。

 

でも、この病院が慣れているため不安でした。

夫も私も、返事をする事も、頷く事も出来ませんでした。

二人で床を見ていました。

 

先生は優しく微笑みながら話を続けました。

「大丈夫です!」

「また、会えるんですから!」

「自宅に近い病院がいいですか?」

 

夫は床を見たままです。

「他の病院」というだけでも、夫にとっては「大きなストレス」…。

 

代わりに私が答えました。

「はい。毎週なので近い方がいいです。」

「あと、毎週会社を休めないため、土日祝も通院可能な病院がいいです。」

 

先生は、病院を2つ紹介して下さいました。

 

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帰りの車内…。

夫は疲れている様でした。

黙って車を運転しています。

 

私は、どちらの病院にするか考えていました。

(毎週、通院しなけばならない…)

(痛みを伴う治療…)

(週1を6回)

 

後まで続けられるか心配でした。

(平日勤務のサラリーマン…)

(土曜日は寝ていたいはず…)

 

そして、決めました。

少しでも「自宅に近い」病院。

 

しかし、「土曜日は、混んでいるから。」という理由で、断られてしまいます…。