【看病:再発予防】①病理検査の結果「転移なし・再発予防のための通院」

病理検査の結果、「転移なし」との事でしたが、「再発予防のための通院」の話がありました。

 

 

30代から「外科」でお世話になっています。

「再発予防のための通院」の話を聞いた事がありません。

 

しかし、「この科」では「再発予防のための通院」は「標準治療」との事でした。

 【標準治療→科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療。ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療。】
国立がん研究センター がん情報サービスより抜粋

 

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「再発予防」のための通院は、「週1、計6~8回」。

しかし、「かなり痛い」予防治療のため、皆さん最後まで続かないそうです。

1回でやめてしまう方も多いとの事…。

 

先生はニコニコしていました。

「痛いですよー。」

「最後まで続けられた人は、今までにいたかなぁ。」

 

 

夫は驚いていました。

「週1ですよね?」

「6回だけですよね?」

「1年ではないですよね?」

「それなのに、なぜ続かないのですか?」

「よっぽど痛いのですか?」

 

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先生から笑顔が消えました。

夫の顔をしっかりと見ていました。

「完遂率はとても低いです。」

「でも、がんが出来易い体質の様なので、予防をしておきたい。」

 

そして、力強く仰いました。

「出来れば8回。」

「少なくとも6回。」

「最後までやり通して欲しい。」

 

 

先生の様子から、「恐らく辛い通院になる…」と思いました。

「辛い思い」をしたからといって、必ずしも効果があるという保障はありません。

効果の「有無」、「強さ」なども人により違います。

全く「効果が無い」かもしれません…。

 

でも、今までずっと「標準治療」のみ。

そして、この再発予防も「標準治療」。

【標準治療→科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療。ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療。】
国立がん研究センター がん情報サービスより抜粋

 

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夫は、しばらく黙っていました。

先生の、「最後までやり通して欲しい」という力強い言葉に、なかなか返事をしません。

悩んでいました。

 

先生は、なぜか「笑顔」で夫を見ています。

夫なら「完遂」すると思っていたのでしょうか…。

 

夫は、なかなか答えが出ません。

左右交互に、ゆっくり大きく首を傾けていました。

 

 

夫の代わりに私が返事をしました。

「はい!」

「頑張ります!」