【看病:50代①】⑦二度の同じ過ち「都合の良い解釈」

二度も同じ過ちをしてしまいました。

自分にとって「都合の良い解釈」をして、大事な事が見えていませんでした。

 

夫の初めての入院は30代。

私は、入院初日に内科の医師に怒られました。

(過去ブログより)

『「若い、若い!若過ぎる!」

「毎日見ていてわからなかったの!」

「痩せ方を見たらわかるでしょう!』

 

私は、年内に論文を書き上げる用事がありました。

連日パソコン作業で寝ない日もありました。

夕飯を作る時間ももったいないと思った程でした。

そのため、夫の体調が悪くても…

「痩せているのは仕事が忙しいから…」

と、自分自身に言い聞かせていた様に思います。

 

二度目の入院は50代。

雑誌の写真で痩せている事に気が付きます。

(過去ブログより)

『しかし、ある頁を開いた瞬間、驚いて飛び上がりました。

座っていた席を「飛び上がる」という経験は初めてです。

雑誌を開き、立ったまま固まってしまいました。

そこには、「見た事のない」夫の写真が掲載されていました。

精気が全く感じられない写真でした。

 

 

当時、私の趣味は資格取得でした。
ストレス回避に資格取得をしていました。

夫の転勤中に、資格を4つ取得すると決めていました。

テレビは観ないので箱の中に仕舞いました。

通勤電車、朝・昼・夜の食事中、寝る前…ずっと勉強。

 

そのため、夫の体調が悪くても…

「産業医がみてくれているから安心。」

と、自分自身に言い聞かせていた様に思います。

 

周りの環境も関係していたのかもしれません。

知人の女性(80代)も、友人(50代)も、同じ時期に勉強をしていました。

知人の女性(80代)は、1年間に「英語、韓国語、中国語、フランス語」をマスター。
現在は高校生向けに「英語の先生」をしています。

友人(50代)は、1年間に「4つの国家資格」を取得。
その後も、勉強をする時は3つ以上同時。

・シニアは時間がない

・落ちている暇がない

・もし落ちたら、来年まで同じ高いテンションを保てない

と言っていました。

 

夫は、見慣れているため私に何も言いません。

結婚前から資格取得をしていますが、勉強をしている時は楽しいです。

試験は4つとも無事に合格し、私以上に喜んでくれました。

 

でも…今から思うとどう思っていたのでしょう…。

会いに行った時も、飛行機内はもちろん、二人でいる時の車の中やマンションでも暗記をしていました…。

夫は隣で本を読んでいました…。

 

 

二度目の病気がわかった時、自分自身に呆れました。

(あぁ…)

(またやってしまった…)

(あんなに内科の先生に怒られたのに…)

 

二度ある事は三度あると言います。

繰り返さないためにも夫に話しました。

「しばらく試験は受けません!」

「私はダメな奥さんです!」

「二度も同じ事をしてしまいました!」

 

夫は何も言わず静かに笑っていました。