【看病:50代①】⑭偶然の重なり「遠く離れた病院の医師同士で会話」

先生(現院長)と話をしている途中、転勤先の夫から電話が入りました。

それぞれ自分の携帯を、「私は目の前の医師(現院長)」に、「夫は転勤先の医師」に渡しました。

 

偶然が重なりました。

まず、夫と私は「同時刻」にそれぞれの病院にいました。

話し合ったわけではありません。

また、夫が産業医から紹介された病院は「同系列の病院」でした。

そして、「二人とも診察室」にいたため「医師同士で直接会話」をしてもらう事が出来ました。

 

医師同士の会話が始まりました。

まず、「病状の報告」の様でした。

私にはわからない様に、「ほう、ほう」という相槌だけでした。

そして、「検査の分担(どの様な検査をどこまでしておくか?等)」についても話をしていました。

 

先生の表情は、「優しい顔」から「厳しい顔」に変わっていました。

電話が終わると笑顔は消えていました。

「すぐにご主人を連れて来なさい。」

「ご主人も東京での手術を希望。」

「手術は急いだ方が良い。」

 

そして、卓上カレンダーを手に取り看護師長に電話をしました。

混んでいて「手術の空きがない」と言われている様でした。

「何とか入らないか?」「急ぎ」「1人」と話していました。

 

先生の説明が始まりました。

・転勤先の病院からCDーRを渡される

・それを持って来て欲しい

・手術は混んでいるため早くて2週間後

・看護師長に早くならないか聞いてみる

・すぐにでもご主人を連れて来て欲しい

・詳しい検査をしたい

 

 

そして、

「僕がご主人に会うから。」

と仰って下さいました。

 

夫が東京に戻る最短日を聞かれました。

その日に合わせて、誰かに(恐らく秘書か看護師長)スケジュール調整の指示をしていました。

 

先程まで、穏やかで優しい笑顔だった先生が、急に真剣な顔になりテキパキとしています。

私も緊張してきました。