【看病:50代①】⑱手術前日、待望の主治医にご挨拶「約15年振りの再会」

手術前日に、「待望の主治医(30代手術時の先生)」にご挨拶をする事が出来ました。

手術の詳しい説明のため、午後4時半頃に看護師さんが迎えに来てくれました。

1-⑥外科入院「勇気づけられた主治医の言葉」
『内科での検査が終わると、すぐに外科病棟に移されました。…』

 

入院中、複数の看護師さんに聞かれました。

「先生とはお知り合いなのですか?」

「何か特別な関係なのですか?」

「主治医はしないはずなのですが…。」

 

(はい…)
(ご無理申し上げました…)
(病院の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです)

 

 

部屋に入ると、助手の女性の先生と二人で座っていました。

非常に厚い昔のカルテを触りながら、夫の顔を見てニコッとされました。

「あぁ、思い出しました。」

「カルテを見て、懐かしいなぁと思っていたところです。」

「それにしても、古いカルテがよく残っていた。」

 

まず、転勤先での検査の話でした。

主治医はとても満足そうでした。

「大変丁寧に検査をしてくれている。」

「詳細な検査に驚いている。」

「もっと詳しく調べたくてやり直す事もあるが、今回はその必要はない。」

「病院はどちらですか?」

 

女性の先生が説明をして下さいました。

「うちと同系列の病院です。」

「あちらの先生と副院長(現院長)が、検査の方法や分担について話し合った様です。」

 

そして、手術の話が始まりました。

「手術は、その部分だけ手術をして終わりというものではない。」

「手術をしたために、QOL(生活の質)が下がっては意味がない。」

「人工的な医療機器を使わず、自分の体だけで生活が出来る手術をする。」

 

そして、わかりやすい図を描いて説明をして下さいました。

 

繰り返し話していました。

「生命だけでなく、QOL(生活の質)も大切」

 

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夫が、この病院に初めて入院をした時(30代)の事を思い出しました。

入院病棟ラウンジでの、患者さん方の会話です。

 

「遠い県から、わざわざこの病院を希望して来る人もいる。」

➡理由は、“病院の考え方に賛同”

➡考え方は、“赤ちゃんの状態に戻す”

 

「悪い所だけを治療するのではなく、全身を検査してくれる。」

➡1つ病気が見つかったという事は、見えないが隠れている病気があるかもしれない。

➡そのため、他科との連携が綿密な病院

 

この話を聞いてホッとしました。

私は、検査が多くても全身を調べてもらいたいと思いました。

 

また、この様な話もしていました。

「全身を調べるため、検査は多い。」

「高齢者の中には体力が無くて、全ての検査が無理な人もいる。」

 

確かに難しい問題だと思いました。

中には辛い検査もあると聞きます。

一か所の検査でも、ご高齢の場合はご家族様も迷われるのではないでしょうか。

 

昔、茶道の師匠が話していました。

「迷ったら動かない。」

「それが今の自分の答え。」

「90年生きてきて感じた事。」

「動くべき時は、自ずとやってくる。」

 

この考えが、いつでも当てはまるわけではないと思います。

しかし、人生には難しい選択をしなければならない時があります。

悩んでも答えが出ない時、「迷ったら動かない」を思い出します。