無事に手術が終わり、1月末に転勤先に戻りました。
そして、4月の発令で東京に帰って来ました。
また、東京での満員電車の生活が始まりました。
まもなく、「風邪のような症状」が出てきました。
これが、その後1か月以上の入院になるとは、この時は思ってもみませんでした。
東京に戻ったばかりで仕事を休みたくなかったのでしょうか。
「内科(外科と同じ病院)」で診てもらったのは、数週間後でした。
「呼吸器疾患を中心とした病院」の紹介状を渡されました。
翌日は「外科の定期検診日」でしたので、その後の仕事を休める日に行く予定でした。
翌日の「外科の定期検診」時です。
検査室の前で待っていると、看護師さんから「奥さんも中に入って下さい。」と言われました。
主治医と夫は、検査をしていなくて診察室にいました。
主治医は厳しい表情でした。
「今日の検査は中止。」
「すぐに紹介状の病院に行く様に。」
主治医は、咳と熱の症状からわかったのでしょう。
とにかく「今直ぐに行くように。」との指示でした。
私たちが信頼する先生の言葉です。
その足で「紹介状の病院」に向かいました。
「紹介状の病院」も同系列の病院でした。
初めての病院は心細かったです。
レントゲン等幾つかの検査をしました。
その結果、即入院と言われました。
夫は、まさか入院になるとは思っていません。
「せめて、勤務先で引継ぎをしたい」と先生にお願いしていました。
しかし・・・
「だめです!」
「今日から入院です!」
「レントゲンを見て下さい!」
「全体が真っ白です!」
「危険な状態です!」
名目は「検査入院」という事でした。
検査入院だと1週間位…。
しかし、実際は約1か月半でした。
数週間放置しておいた間に、体の抵抗力が弱まって行ったそうです。
風邪だと思っていました。
しかし、肺炎の重症化。
素人判断の恐ろしさを痛感しました。