【看病:50代③】⑦早期の早期「紹介された診療科」

外科の主治医に紹介された診療科の初診日。

行きの車の中でドキドキしていました。

 

理由は、がんの心配ではありません。

(今度はどの様な先生なのかしら…)

 

毎年の様に繰り返す入退院…。

自分の体の中で何が起こっているのか…。

夫は不安でいっぱいなはずです。

(話しやすい先生かしら…)

(優しい先生かしら…)

(笑ってくれるかしら…)

 

病院に着きました。

いつもの病院です。

フロアも同じです。

 

しかし、診療科が違うだけで「こうも、違った景色に見える」ものなのでしょうか。

「まるで、一度も訪れたことのない」様な不思議な感覚です。

 

順番がきて診察室に入りました。

先生は、私たちを見てニコッと笑って下さいました。

その笑顔を見てホッとしました。

 

そして、ゆっくりと丁寧に話し始めました。

目を見てしっかりと話して下さいました。

「外科から詳しく引継ぎを受けています。」

「今までの経緯も、全部見させて頂きました。」

 

今後の話になりました。

・現段階では「小さ過ぎて判断出来ない」

・「2、3か月」様子をみたい

・治療が必要だとしても「早期の早期」

・「外科が早めに」引き継いでくれた

 

2、3か月の間に精密検査をしました。

 

「1週間の入院検査」と言われました。

しかし、もう十分勤務先に迷惑を掛けています。

なるべく、通院検査で出来ないか聞いてみました。

 

先生は、快く相談に応じて下さいました。

「入院検査は4日間」、「残りは通院検査」になりました。

 

 

行きの車内は静まり返っていましたが、帰りは二人とも緊張が解けてお喋りをしていました。

「優しい先生で良かったですね。」

「そうだね。良かった。」

 

この診療科では、大切な日と重なりました。

初診日は、「夫の誕生日」。

そして、入院中に「銀婚式」を迎えます。