【看病:50代④】②私も検査をしてみました「少しでも夫の気持ちを知りたくて」

12月の検査(前回のブログ)の後、私も検査をしてみました。

「少しでも夫の気持ちを知りたい」と思ったからです。

 

 

夫は、今までに色々な検査をしています。

その中で、友人もしている検査にしました。

「大腸」と「胃」の内視鏡検査。

 

自宅から近い病院にしました。

小柄で可愛らしい女性の先生でした。

「内視鏡を受けたい理由」を話しました。

 

先生はニコニコしていました。

「奥さんの事は、私がしっかり検査をしますので安心して下さい。」

 

しかし、胃のバリウム検査でさえ苦手な私です…。

内視鏡検査が無事に終わるか心配でした…。

 

 

大腸の検査日になりました。

スタート!

 

「いっ、たぁーーーーーーーーーーーい!」

 

先生は仁王立ち。

片手に器具。

片手は腰に手を当てています。

 

「すみません…。」

「もう一度お願いします…。」

 

再度トライ!

「いっ、たぁーーーーーーーーーーーい!」

 

先生は仁王立ち。

喋りながら、足が段々広がって行きます。

もはや、開脚運動。

 

「旦那さんの気持ちになりたいんでしょう!!」

「…はい。」

 

「旦那さんの痛みを知りたいんでしょう!!」

「…はい。」

 

「旦那さんみたいに、検査をしながらモニターを見るんでしょう!!」

「…はい。」

 

「次の患者さんが待ってるの!!やるの?やらないの?」

「…やる。」

 

再度トライ!

「いっ、たぁーーーーーーーーーーーい!」

「どうしよう…。」

「やる気はあるんですけど、実力が伴わない様です…。」

 

先生は、怒った顔をしながら、腰の手をパッと天井に向け指差しました。

そして、大声で叫びました。

「眠り薬の、よぉっーーーーーーい!!!」

 

3人の看護師さんが、クスクスと笑いながらパタパタと走り出しました。

あっという間に眠くなりました。

 

 

台の上で起こされました。

検査はいつの間にか終了。

車いすへ移乗。

力が抜けて、両腕は片側に垂らした状態。

 

検査室を出ると、一気に視線が集中。

ざわざわしています。

患者さんが集ってきました。

「大丈夫か?」

「何があった?」

 

看護師さんは笑っています。

皆さんに安心して下さいと話していました。

「大丈夫ですよ。」

「初めてだったので。」

「検査は無事に終わりましたよ。」

 

 

診察室での先生は笑顔でした。

謝りました。

「すみません…」

 

「いえいえ、いいんですよー。」

「女性は体の構造から男性よりも痛くて、同じ様な方は多いんですよ。」

 

検査結果は異常なしでした。

「じゃあ、次は胃カメラ!」

 

先生は驚いていました。

「えっー!やるのー?」

「大腸で懲りたかと思ったー。」

 

はい、懲りました…。

でも、胃カメラもお願いしました。

少しでも夫の気持ちを知りたくて…。