【看病:50代④】④「外科の精密検査」の結果

毎年1月頃に、「大腸・胃の内視鏡」・「CT」等の検査をしています。

この年の検査は、12月~翌2月でした。

 

 

検査結果は、大腸も胃も異常なし。

夫は「良かった…。」と声に出して、ホッとしていました。

 

しかし、主治医は黙ってじっとCTの画像を見ています。

首をかしげています。

不思議そうな表情をしていました。

 

そして、画像の1か所をゆっくり指差しました。

「この部分なんですが…。」

「リンパのこの部分…。」

「1か所だけ大きく腫れているんです…。」

「でも…前回のCTには無かった…。」

 

(まさか…)

(5度目の入院…)

 

私たち夫婦が絶大な信頼を寄せる医師です。

初めて入院した30代から、現在まで20年以上、無理矢理お願いをしてずっと主治医になって頂いています。

毎回、がんを小さいうちに見つけてくれます。

見つけるというより、まるで見張っているかの様です。

 

夫は頭の中が真っ白の様でしたので、代わりに質問をしました。

「リンパですね。」

「何か所ですか?」

 

主治医は早口になりました。

「まだ1か所。」

「だから治療は早い方がいい。」

 

「状況から外科の再発ではない。」

「数か月前に手術をした科に予約を入れておく。」

 

そう言いながら、でもやはり不思議そうでした。

どちらの科もあり得ない様で、首をかしげながらずっと画像を見ていました。

 

(あっ…)

(また…亡くなった義母からのメッセージだわ…)

思い当たる節がありました。

毎朝晩、遺影に話しかけていますが、この頃は毎晩ある事をお願いしていました。

 

そして、某科の予約日。

この科の先生も大変不思議そうな表情をしながら、CTの画像を見ていました。

外科の主治医と全く同じ様に、やはり首をかしげていました。