【看病:50代④】⑥義父母の遺影にお願い「その結果…」

義父母の遺影には、朝晩の挨拶だけでなく報告などを含めてよく話しかけます。

ある時、神頼みの様にお願いをした事がありました。

 

 

抗がん剤治療が始まりました。

入退院を繰り返し、自宅にいる事もありました。

 

朝と夜は、いつもの様に遺影に挨拶。

「病気は➡義母に報告」

「仕事は➡義父に報告」

いつの間にかその様になっていました。

 

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ある日のこと…

この日は、義母の遺影の前に立ちました。

繰り返すがんで疲れている話をしました。

 

「お願いします…夢に出てあげて下さい…。」

 

両手をギュッと合わせ、目もギュッと閉じました。

全身でお願いするので力が入りました。

 

翌朝、夫が起きて言いました。

「昨夜、お袋の夢を見たよ。」

 

(えーっ!)

(うっそー!)

(落ち着いて、落ち着いて…)

 

「良かったですね。」

「何か言っていましたか?」

 

「あまり無理をするなと言っていた。」

 

たまたまだと思いましたが、すぐに義母の遺影に御礼を言いました。

 

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また、ある日のこと…

抗がん剤治療中でも、出勤し残業もしていました。

髪は抜け、食欲はありません。

体力も落ちていました。

 

しばらくして、やはり自宅での事…。

義母の夢の事はすっかり忘れていました。

 

この日は、仕事の相談のため、義父の遺影の前に立ちました。

「時々吐きそうになり、途中で電車を降りて、ホームのベンチで休みながら仕事に行っています…。」

「お願いします…夢に出てあげて下さい…。」

 

義母の時と同じで、両手も目もギュッとしました。

 

翌朝、夫が起きて言いました。

「昨夜、親父の夢を見たよ。」

 

義母の夢の事を思い出しました。

(きゃっー!)

(すごぉーい!)

(落ち着いて、落ち着いて…)

 

「良かったですね。」

「何か言っていましたか?」

 

「もっと頑張れると言われた。」

 

嬉しくて、急いで義父の遺影の前に立ち御礼を言いました。

 

 

面白くなり、3回、4回と試してみました。

しかし、その後は義父も義母も夢に出て来てくれません。

期待しながらお願いするからでしょうか…。

ワクワク、ドキドキしながらお願いをしていました。

 

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そして、突然出てきたリンパの大きな腫れの時も…。

ある日の夜中のこと…。

翌日は、外科の検査結果日。

もう4回も入院しています。

 

病気の話なので、義母の遺影の前に立ちました。

「いつまで続くのでしょうか…。」

「20年前、”50歳になったら一度全身を綺麗にしなさい”と言っていたのはどの様な方法ですか?」

「私が気付く様に教えて下さい!!」

「お願いします!!」

 

一心不乱に両手も目もギュッとしました。

力を込めてギューとしました。

何度もギューギューとしました。

 

すると、上部で「カタッ」と音がしました。

義母の遺影が外れました。

今まで外れた事はありません。

額縁はしっかり止まっていますので。

 

びっくりして夫を呼びに行きました。

しばらく二人で見上げて、斜めになった遺影を見ていました。

 

そして、翌日外科の診察時に「リンパ」「突然の大きな腫れ」の話を聞いた時、義母が教えてくれたのだと思いました。

20年前、義母が私に何度も繰り返し話をしていた、全身を綺麗にする1つの方法が「抗がん剤治療」なのだと思いました。

それを私に知らせるための「突然の大きな腫れ」。

だから、この腫れは義母からの「まだがんはあるから急ぎなさい」というメッセージで、「がんではないのではないか…。」と思いました。

 

でも、これは私が勝手に思っている事です。

真実はわかりませんが、遺影に御礼を言いました。

義母が、がんをどんどん急いで外に出してくれている気がしました。