【看病:50代④】⑯抗がん剤治療と仕事「治療休憩(6月):食事療法+マッサージ療法」

6月は、抗がん剤治療の中休みでした。

CT検査をして、その結果で「抗がん剤治療を継続するか決める」という事でした。

 

 

6月の「中休み」の間、先生から宿題が出ました。

“食事療法”

 

朝・昼・晩。

毎日きちんと食べた物をノートに記録。

そして、管理栄養士の先生に提出。

 

先生は、私を見ています。

「大丈夫ですか?出来ますか?」

 

数十年振りの”宿題”です。

「はいっ!出来ます!」

 

先生は、なぜか笑っていました。

後から聞いたのですが、「これから起こる事がわかっていた」そうです。

「食事療法」を始めると、「喧嘩になるご夫婦が多い」という事を…。

 

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先生から”宿題”がでました!

早速、「キッチン目安計」を購入!

買物をする時は、「表示」を確認!

 

「カロリー、塩分、たんぱく質…」

「こっちの方が、0.1少ない…」

 

1品1品、確認していきました。

たった「0.1」表示が違うだけでも気になります。

また、さっきの売り場に戻ります。

 

そのため、時間がかかります。

すごぉーく、かかります。

 

夫は、好きな物が食べられず不機嫌…。

しかし、勤務先でお昼に食べてしまうので結局同じ…。

「食事がつまらなくなってきた…。」

 

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そして、毎晩マッサージ!

「足裏」と「ふくらはぎ」のマッサージ!

時間がある時は、「肩」と「ヘッドマッサージ」も!

 

退院後、毎晩夫のマッサージをしていました。

先生から言われたわけではありません。

何かしていないと落ち着きませんでした。

 

朝は夫より早く起きます。

そのため、私の睡眠時間は平均3時間。

その頃、いつも眠たい顔をしていました。

 

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ある日、スーパーで声をかけられました。

時々見かける70代位の女性です。

同じ様に、「表示を確認しながら買い物」をしていました。

 

その女性も、私を見ていたそうです。

「大丈夫?疲れているみたいだけど。」

 

アドバイスを頂きました。

「私も、始めは1品1品確認していた。」

「でも、今は食べたい物を買うの。」

「帰宅してから、表示を見るの。」

 

「そこから、引き算すればいいのよ。」

「超えたら、翌日調整すればいいのよ。」

 

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外来時、この話を先生にしてみました。

先生は、笑っていました。

「調整するのは、当日でも翌日でもいいですよ。」

 

夫は、先生に訴えていました。

「妻が、いちいち全部記録するんです。」

「最近、食事がつまらなくなってきました。」

 

先生は男性です。

夫の肩を持ちます。

夫に加担するかの様に、私に言い聞かせていました。

「絶対毎日守らなくてはいけない」とか、「絶対食べちゃダメ」というわけではない。

“心掛けが大事”と言うこと。

 

(え~っ!)

(先生、そんな事言ってなかったのに…)

(管理栄養士の先生も、マグロの赤身だと1切だけって言ってたもの…)

 

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夫は、帰りの車内で上機嫌でした。

先生のお許しが出たと勝手に解釈。

 

その日、夕飯はもちろん外食。

お腹いっぱいお寿司を食べていました。

 

翌日、引き算で調整。

我が家の場合、このやり方にしたらお互いにストレスがたまらず、喧嘩にもなりませんでした。