【看病:50代⑤】⑥亡き義母からのメッセージ「白いゆりの造花」

入院の3日前は、「講演会」で多くの人前で話をする日でした。

 

前日の夜は、目の下が腫れ上がりとても疲れている様でした。

お風呂に入ったら治りました。

 

「講演会」の途中で倒れるのではないかと心配でした。

もし、その様になったら皆さんに迷惑をかけてしまいます。

 

しかし、会場には前日から夫の名前が入った布看板が、すでに天井から吊るされてあります。

胸につける花リボンにも、夫の名前が既に入っているとの事でした。

 

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夫の仕事に口出しはしたくありません。

 

しかし、当日の朝は黙っていられませんでした。

周りの方々に迷惑をかけてしまう…。

「今日は無理じゃないですか?」

「他の方に代わって頂いた方が…。」

「途中で倒れたりしたら大変なので…。」

 

返事はありません。

黙って玄関で靴をはいていました。

「いや、大丈夫だ。」

「行ってくる。」

 

玄関で「行く」「行かない」と話していた時、「あの不思議な出来事(2度目の入院時に起きた”造花が勝手に動いた話”)」がまた起こりました。

 

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<抜粋>

【2度目の入院(50代①)外科】
⑨亡き義母からの「2度目の暗示」より

 

『我が家の玄関ですが、一部を縦長のガラス窓にしてあります。

その前には、物が置ける様になっています。

玄関の扉からみると、「90度」の位置です。

 

実母が作ってくれた花を飾っています。

1m位の高さで、白・黄・薄紫の造花。

義母のお気に入りの色ばかりです。

 

ある朝、不思議な事が起こりました。

出勤しようと玄関に行きました。

 

すると、玄関の扉の前に「黄色の花だけ」が5つ並んで置かれていました。

まるで、「誰かの手によって」並べられたかの様に「綺麗な一列」でした。

 

今まで落ちた事は一度もありません。

材料は針金でしっかりしています。

 

花の位置は玄関の扉と「90度」。

自分から歩いてくるはずはありません。

みごとに「綺麗な一列」です。

 

不吉な予感がしました。

(転勤先で何かあったのだわ…)

 

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今回、落ちたのは1つだけでした。

白いゆり。

 

「行く」「行かない」と話していた時、造花がバサバサと音を立てて大きく揺れました。

 

二人で造花を見ました。

白いゆりが1つ落ちました。

夫は黙って拾い、下駄箱の上に置きました。

 

この様な現象には、もう二人とも慣れています。

他界した義母が「もめるのはやめなさい。」と言っているのだと思いました。

 

不思議な出来事はこれだけではありません。

 

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例えば…

ある年の義母の命日(クリスマスイブ)。

仏壇に、ポインセチア(赤い花)の花束を飾りました。

 

仏壇の前で、なぜかお墓の話になりました。

意見が分かれ、気まずい雰囲気になっていました。

 

すると、ポインセチアの花束がバサバサと音を立て大きく揺れだしました。

 

夫は、「ほら、お袋がもうやめろと言っている。」

私も、「はい、そうですね。やめましょう。」

 

話し合いをやめました。

二人とも慣れているため、怖いという感覚はありません。

 

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実家に行った時、実母に「玄関の造花」の不思議な話をしました。

 

実母が造った花です。

落ちるはずがない事は、実母が一番よくわかっています。

 

「あれは簡単に落ちないわよ…。」

「だって、1つ1つ針金でしっかり造ったから…。」

 

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あの日、「白いゆり」がなぜ落ちたのか、理由はわかりません。

 

・「行く」「行かない」で意見が分かれたからか…。

・「講演会、頑張って!」という激励なのか…。

・「今日は、あなたたちの結婚記念日よ!」と伝えるためか…。

 

理由はわかりませんが、ただ「不思議な現象」のお陰で毎回喧嘩にはなりません。

 

 

入院前の「講演会」は無事に終わりました。

しかし、疲れた様で帰宅後、ケーキを少し口にしただけで、バタンと寝てしまいました。

 

翌日は、体調が悪く終日寝ていました。

翌々日の祝日は、大好きな車の掃除をしていました。

 

そして、次の日は6度目の入院初日。

さらに、次の日は手術日でした。