手術は無事に終わり、「再発を予防するための通院」をして欲しいと言われました。
内視鏡手術でした。
〇開始時間:予定13時、実際は16時
〇手術時間:予定1時間、実際は2時間半
手術直後、先生からの説明。
・根が浅く、おとなしいタイプのがん
・転移なし
・「小さいがん」が複数あった
・複数あるので、「出来易い体質」
・つまり「再発の恐れ」がある
・それを止めるため「予防」をしておきたい
・予防の方法は週1回通院を「6~8週間」
「詳しくは、外来で説明します。」
「はい…。よろしくお願いします。」
(予防って何…?)
(週1回…?)
(外科では、予防と言われた事がない…。)
この予防は「標準治療」でした。
【標準治療→科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療。ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療。(国立がん研究センター)】
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いつもは、開腹手術です。
術後は、とても痛がっています。
今回は、内視鏡手術です。
そのため、精神的に余裕があった様です。
いつもは食べない「病院食」を、毎日ちゃんと食べていました。
毎日、「入院病棟のラウンジ」まで私を迎えに来てくれました。
退院の2日前、しんみりと話していました。
「今年は、ずっと入院・通院の繰り返しだったなぁー。」
本当にそうです。
3月から化学療法が始まり、7月まで入退院の繰り返し。
8月からは、CTなどの精密検査。
そして、10月に新たな原発の手術。
しかし、これで終わりではありません。
ここから、「厳しい予防」が始まります。