【看病:50代⑥】⑨産業医の意見「手術が出来るのなら手術をした方がいい」

7度目の入院では「手術はしない」と決めていた夫ですが、「産業医」に相談をしていました。

 

 

外科の主治医には、30代からお世話になっています。

夫の体を一番よくわかっている先生です。

私たち夫婦が、無理矢理、現院長にお願いをして、ずっと主治医になって頂いている先生です。

そのため、この先生の言う事を聞かないわけはありません。

2-⑫アポなしで病院へ「断る事をしなかった職員の皆様」
『あの日は、無我夢中でした。…』

2-⑬30代手術時の病院に「手術、主治医のお願い」
『ちょうど同じ時刻、夫も転勤先の病院で医師から手術の説明を受けていました。…』

 

しかし、この時の夫の気持ちは、想像以上に固いものでした。

「手術はしない。」

 

50代に入り毎年の様に入院・手術・治療。

再発や転移ならわかります。

でも、なぜか毎回「原発」。

 

今回が7度目の入院。

もう、心身共に疲れていました。

 

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しかし…

 

信頼する主治医からは…

「早めの手術を。」

 

支えて頂いている看護師さんからは…

「あとで後悔をしないように。」

 

そして…

削った部分に「がん」が見つかっている。

普通の人より「出来やすい体」。

 

もう答えは出ている様なものでした。

 

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この頃、夫は都内で勤務をしていました。

 

毎月1回「衛生委員会」があります。

メンバーは、「衛生管理者」や「産業医」。

 

看護師さんから「あとで後悔をしないように。」と言われた翌週に、衛生委員会がありました。

 

委員会後は「産業医」と雑談。

政治、経済、ゴルフの話など。

 

職員の方は、産業医に「本人・家族の病気等」について相談。

夫は所長でしたが、所長室を「相談室」にして、自分はロビーや他のフロアにいた様です。

 

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そして、この日は「夫が相談者」でした。

 

「産業医」の意見は…

「手術が出来るのなら、手術をした方がいい。」

 

「主治医」と、同じ話をしていたそうです。

「出来やすい体質なのではないか。」

「そういう体質の人はいる。」

 

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夫は、誰かに背中を押してもらいたかったのかもしれません。

「今日、産業医に話をしてみた。」

「手術はしたくない。」

「だが、少し考えてみる。」

「主治医に相談をしたい。」

 

翌週は、総合的な検査結果・手術前の説明があります。

(何を相談しようとしているのかしら?)

黙って見守る事にしました。

 

夫は、産業医に相談をした日から「体調に変化」が起きてきました。

「体の痛み」が減ってきました。