【看病:50代⑦】⑩休職に入る前、勤務先近くのホテルに二人で一泊

人事部長に休職の申し出をした同日、次席の方にも話をしましたが、突然の話に大変驚かれていたそうです。

 

予定では…

8/16(水)➡人事部長へ休職の申し出

同日➡次席の方へ話

8/19(土)➡出社最後、机の片付け

 

8/19(土)は午後から出社予定でした。

しかし、空調の整備が入る事になり、通常通り朝からの出勤になりました。

手足が痛く、足を引きずっているため、遅刻してしまう可能性があります。

 

そのため、8/18(金)は、二人で勤務先近くのホテルに泊まる事にしました。

 

夜、仕事を終えた私は、夫の勤務先まで行きました。

夫を待っている間、その建物を見ていました。

(恐らく…)

(もう、二度と戻って来る事は無い…)

(お疲れ様でした…)

 

夫が、片手を上げながら近付いてきました。

気が楽になったのか笑顔でした。

 

都内に住んでいるため、都内のホテルに泊まるのは久し振りでした。

夜景がとても綺麗で新鮮でした。

 

翌8/19(土)の朝は、勤務先近くのお店でモーニングのフレンチトーストを食べ、別れました。

夫は、誰もいない職場で机の片付けをしました。

私は、夫が建物に入るのを見届け帰宅しました。

 

しかし、急遽翌週に監査が入り、夫が対応する事になりました。

出社最終日は、8/25(金)になりました。

 

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この最終日、自宅の最寄駅で待ち合わせをしました。

 

夫は、私を靴屋に連れて行きました。

「靴を買ってあげる。」

「欲しいのを選びなさい。」

 

待ち合わせ場所で会った時、夫は右ひじが痛いと言っていました。

「…いいです、いいです。」

「痛いですよね。早く帰りましょう。」

 

夫は、自分で選び出しました。

黒とベージュのどちらにしようか迷っていたら、2足とも買ってくれました。

 

痛いのに、なぜこの日…靴を買ってくれたのか…今でも理由はわかりません…。

 

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休職中、独り言を言っていた事があります。

「このまま復職せず、休職のまま退職になるんだろうな…。」

 

私もその様に思っていました。

「…はい。でも立派だったと思います。」

 

しかし、数か月経ったある日のこと。

人事部長から、連絡を頂きます。

そして、復職する事になります。

 

「休職し復職するまで」、夫は自宅で何を考えていたのか…。

「長いサラリーマン人生」を、独り自宅でどの様に振り返っていたのか…。

 

休職中も、乗り越えなければならない壁が沢山ありました。