【看病:50代⑦】⑰休職と医療費控除

確定申告の期限は基本的に3月15日ですが、前年12月頃に出来るところまで記入しています。

 

しかし…

毎年1~3月は、複数科での精密検査。

落ち着かず、毎年確定申告は期限過ぎ…。

 

でも…

確定申告の時効は3年。

医療費控除の時効は5年。

健保組合勤務時代によく聞かれましたので、この時効の事は頭に残っていました。

 

初めて、期限3月15日を過ぎたのは…

「抗がん剤治療」の年。

私も精神的に不安定でした。

その後も入院・手術が続き…。

結局「3年分まとめて申請」しました。

 

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医療費控除は、年末調整の対象外です。

自分で確定申告をしなければなりません。

 

毎年、医療費控除の領収書の整理から開始。

税務署からの質問に即答出来る様に準備。

「氏名・病院・各科・薬局ごと」にホッチキスで止め、それぞれに金額を記載。

 

当時の「医療費の明細書」は「茶色い封筒」でした。

表に「医療を受けた人」「病院・薬局などの所在地・名称」「医療費の内訳」などを記載するのですが、12行しかないため、毎年この封筒が2枚必要になり、2枚とも領収書でパンパンでした。

 

現在は、領収書の「添付または提示」は不要です。

税務署から問合せがあった時のために、「確定申告期限等から5年間」「領収書は自宅等で保管」しておく方法に変わりました。

 

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当時は、毎年の様に春頃入院していました。

 

そのため、私も落ち着かず…。

毎年、3月の期限を過ぎてしまい…。

 

手術が終わり、落ち着いた5月頃に…。

誰もいないひっそりとした税務署で…。

 

税務署の方と向かい合って座り…。

税務署の方が電卓を叩くのをジッと見て…。

 

あまりにも多い領収書に驚かれ…。

確定申告書を確認してもらっていました。

 

ある年の、男性税務署さんは…

一言も喋らず、手引書を素早く確認しながら、黙々と電卓を叩いていました。

 

ある年の、女性税務署さんは…

一言も喋らず、パッパッと機敏な動きで電子申告に入力をしていました。

 

お二人とも、一言も喋ってくれません。

素早い動きでパタパタ走っています。

(怒っているのかしら…?)

(こんな時期に持ってきたから…?)

 

最後には笑顔で「大変ですね。お大事にして下さい。」と仰って下さいました。

 

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そして数か月後、なぜお二人が「素早い」行動をしていたのかがわかりました。

区の住民税課に迷惑をかけてしまうからという事に…。

 

確定申告をして数か月後…

区の住民税課(特別区民税・都民税)から、「過誤納金還付(充当)通知書」が届きました。

ーあなたのお納めになった税金に、下記のとおりお返し(または未納の税金に充当)する金額が生じましたので、通知いたします。ー

 

考えて見たら当然です。

医療費控除の申告をすると、所得税だけでなく、住民税にも関係します。

 

 

「特別徴収(勤務先経由)」の時は気付きませんでした。

「普通徴収(個人で納付)」にしてわかりました。

 

ある年、私から夫の人事に電話をして「個人徴収」に変更してもらいました。

 

この頃、夫は毎年の様に入院・手術を繰り返していました。

出勤したと思ったら、また入院。

すぐに「傷病手当金」の受給者。

 

私が人事での勤務経験があったため、労務や給与担当の方々にご迷惑をお掛けしている事はすぐに想像出来ました。

 

税務署、区の住民税課、勤務先人事労務給与の方々には、本当にお世話になりました。

ありがとうございました。