【看病:50代⑦】⑨勤務先へ休職の申し出

8度目の退院後も、身体・精神的につらい状況は続きました。

 

 

8度目の入院は、7つ目のがん手術。

退院は、2017年4月末。

この年に58歳を迎えました。

 

退院から、数か月後の8月。

夫から話があると言われました。

 

思わず正座をして聞きました。

「毎年の様に入退院の繰り返し…。」

「このまま一生続くのか…。」

「手術は、もう疲れた…。」

 

そして…

「仕事を辞めようと思っている。」

「辞めてもいいか?」

 

夫は、もういっぱいいっぱいの様子でした。

「精神的に安定する方法を選んで下さい。」

「どの様な答えであってもそばにいます。」

 

そして、翌月の9月末に退職をする事にしました。

 

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翌日、夫は勤務先に退職の話をする予定でした。

 

帰宅した夫に聞きました。

「退職する事、話しましたか?」

 

夫の答えは意外でした。

「 ”休職を視野に考えている” と話した。」

 

「・・・?」

 

この日、突然人事部長が訪れ、二人で話し合ったそうです。

人事部長からの話は、大変有難い話でした。

 

しかし、夫はその場では返事をしませんでした。

回答期限は、翌週。

 

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その日の夜、話し合いました。

 

また、手術があるかもしれません。

また、有休・欠勤・早退・遅刻…。

また、職場に迷惑を掛けてしまいます。

 

先の見えない長いトンネルの中にいます。

先が見えたら予定が立てられます。

でも、全く先が見えません…。

 

 

夫は、だいぶ疲れている様子でした。

「少し疲れた。」

 

体だけでなく、心も限界の様でした。

「少し休みましょう。」

 

健保組合で勤務していた時、常務理事が話していた言葉を思い出しました。

”人生50年も生きていたら、ガタがくるのは当然”

”機械と同じで、一度メンテナンスをした方がいい”

 

そして、二人で話し合った結果、休職をする事にしました。