2/5 川俣小学校で「生き方を学ぶ」というテーマで授業を行いました

2025.2.5㈬、埼玉県羽生市立川俣小学校(はにゅうしりつかわまたしょうがっこう)で6年生の皆さんに、「生き方を学ぶ」というテーマで授業を行いました。

羽生市立川俣小学校は、2025.1.20㈪に「がん教育」の授業をさせていただいた小学校です。
向かって、右の優しい笑顔の先生が、長谷川校長です。
左の美人先生は、養護教諭の稲葉先生です。

中央が、かがやき相談室主宰の佐藤晋一です。
本日の講師です。

佐藤晋一は39歳で初めてがんの手術をし、その後25年間に10個以上のがんが見つかり治療をしてきたという経験があります。

授業では、事前に先生からお預かりした「子どもたちが考えた6つの質問の回答」と、何度も繰り返すがん治療の中で「何に気づき、どのように生きてきたか?」について話をさせていただきました。

子どもたちが怖がらないようにリラックスした授業を心掛けました。
子どもたちから笑い声が何度もあり楽しい授業になりました。
また、空想の話ではなく「リアルに何度もがんを経験してきた者」の話なので、子どもたちは興味深く聴き入っていました。

授業では、
・他人に優しくすると自分自身が強くなる
・決して一人で悩まず大人に相談する
・諦めなければ夢を達成できる
・諦めたらそこで終わってしまう
など
これからの人生において大切なことをお話しさせていただきました。

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*川俣(かわまた)小学校様のHPよりお借りしています。

『生き方を学ぶ ~6年~
実際にがんと闘い、いきいきと毎日を過ごし、各学校に講演会を行っている講師の方に、病気と共に生きることや将来のことについてお話しをしていただきました。もうすぐ卒業を迎える6年生は、体験談を聞き、自分の将来についてじっくり考えるきっかけとなりました。』

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川俣小学校の教育プロジェクトに感動しました!

一番上の写真は校長室ですが、後ろの掲示物を見ていただけますか?
「自己効力感」を高めるプロジェクト!! 認定「川俣小レコード」
と示されています。

川俣小学校では、「ギネス世界記録」に代わるものとして、「認定「川俣小レコード」」に取り組んでいます。
目的は、「自己効力感」を高めるためです。
自己効力感とは、「自分は、やればきっとできる」という自信です。

チャレンジする内容はさまざまです。
・ルービックキューブ完成のスピード
・九九の暗唱スピード
・ポケモンの名前当て
・靴下をはいて登り棒で頂点を目指す
・鉄棒の難度技
・教科書の詩を自分なりにアレンジ
etc.

チャレンジする場所は校長室です。
予約なしで好きなときに校長室に入って披露します。
何に挑戦するかは校長先生も知らされていません。
子どもたちが自分で知恵を絞って考えた内容です。
校長先生の前で、1:1での披露。
ドキドキしている様子が目に浮かびます。

ドキドキしているのは、自宅で結果を待っているご家族も同じなのではないでしょうか。
チャレンジ日まで「ご家族みんなで協力」して来られたと思います。

*川俣小学校HP(学校だより6月号)よりお借りしています。
https://www.city.hanyu.lg.jp/school/kawamata/
docs/2024040800206/file_contents/r6-6.pdf

「自己効力感」は学校だけでなく、会社・人間関係・がん治療などさまざまな場面において重要な能力だと思います。
川俣小学校の素晴らしい取り組みに感動致しました。

かがやき相談室も、川俣小学校から生き方について学ばせていただきました。
ありがとうございました。